太古より真言伽藍が存在し、特別な領域とされて来たこの場所 山口県美祢市 光明寺
明治十二年に檀家の寄進により設置されたものである。現在でもけっこう良い音色である。法要を開始する合図としてこの鐘を鳴らすのであるが、数年前まで寺の向かいに消防機庫があり、火の見やぐらの頂上にも同じような半鐘があった。いわゆる火事を知らせるあの鐘である。大きさもほぼ同じである。たたくと寺の鐘とそっくりの音色である。法要の際には火事と勘違いされないよう、意識してゆっくり叩く様にしていた。まあそんな事は無いのだろうが。
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