十夜会(十夜法要)とは十昼夜を一期として修する念仏会のことで、無量寿経の「ここ(この世)において善を修すること十日十夜すれば、他方の諸仏の国土において善を為すこと千歳するに勝れり」に基づいて行われる、別時の勤行(特定の期間を定めて行う修行)です。十五世紀前半、平貞国(たいらのさだくに) が京都の如真堂で昼夜にわたる別時念仏(日々の念仏では怠りがちとなるため、特定の期間を設けて不断に念仏を行ずること)を修したところ夢告を受け、さらに昼夜の念仏を勤めたことを起源とするといわれています。
一説によれば明応四年(1495)に鎌倉の光明寺で十夜法要が始められてより各地で盛んに行われるようになったようです。今日、十昼夜にわたる法要が行われることはまずありませんが、浄土宗各派の寺院においては欠かせない法要です。
令和8年11月25日(水曜) 午後1時より
〇十夜会勤行
〇法話 小倉南区長尾 阿弥陀寺 吉成俊佳師
令和8年3月19日(木曜)午後1時より
御忌会法要・彼岸会法要・百万遍数珠くり
御忌会(ぎょきえ)は法然上人がお亡くなりになられた日を期して行われる忌日法要で、浄土宗系寺院にとっては最も重要な法要です。おつとめの冒頭で導師が宗祖法然上人の生涯を伝える歎徳之疏(たんどくのしょ)が読み上げられ、参詣者一同は上人の恩德に感謝しながら誦経念仏の法楽を捧げます。
お彼岸とは、今、生かされていることを喜び先祖や全てのものに感謝する日です。彼岸会は此岸(しがん)とよばれるこの世から彼の岸(極楽浄土)に想いをはせる法要です。そして、お浄土におられる阿弥陀仏やご先祖様や亡くなられた大切な人に対して想いをはせることにもつながります。当日は光明寺永代供養墓および生類供養塔の彼岸供養も行われます。
勤行終了後には百万遍大数珠くり(百万遍念仏)が行われます。これは中国浄土教の道綽(どうしゃく) が七日間に百万回念仏を唱えれば往生決定すると唱え実修したことが始まりとされており、日本では平安時代に伝来し浄土教寺院において盛んに行われるようになりました。後代には民間にも流布し、車座になり大数珠を繰り念仏を唱え先亡追善・虫よけ・雨乞いなどの祈祷を行うことが盛んになりました。
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山寺やその周辺で撮影した四季折々の写真を掲載して行きます。
うっかり削除していました。再掲載します。
平成28年(2016年4月6日撮影)数年ぶりに満開状態を撮影することが出来ました。
光明寺のしだれ桜は江戸彼岸系の野生種です。一般的なしだれ桜は江戸彼岸桜の変異種を母体として品種改良されたものですが、当山の野生種はソメイヨシノより小型で白色の花をつけます。条件に恵まれると写真の通り実に印象的な姿を見せてくれます。しだれた枝に団子状態の花が見事に咲き誇ります。写真2枚目と4枚枚目が特に解りやすいでしょう。残念なことに毎年周囲の桜(ソメイヨシノ)より3~4日遅れで開花しはじめ、そして先に散ってしまいます。開花期間が短く雨に打たれるとあっけなく散るので良好な状態を見られる年はどうしても限られてしまいます。
ちなみに旧本堂時代のしだれ桜と背後の山桜 平成22年(2010年)