十夜会(十夜法要)とは十昼夜を一期として修する念仏会のことで、無量寿経の「ここ(この世)において善を修すること十日十夜すれば、他方の諸仏の国土において善を為すこと千歳するに勝れり」に基づいて行われる、別時の勤行(特定の期間を定めて行う修行)です。十五世紀前半、平貞国(たいらのさだくに) が京都の如真堂で昼夜にわたる別時念仏(日々の念仏では怠りがちとなるため、特定の期間を設けて不断に念仏を行ずること)を修したところ夢告を受け、さらに昼夜の念仏を勤めたことを起源とするといわれています。
明応四年(1495)に鎌倉の光明寺で十夜法要が始められてより、各地で盛んに行われるようになりました。今日、十昼夜にわたる法要が行われることはまずありませんが、浄土宗各派の寺院においては欠かせない法要です。当寺では十夜会の勤行に引き続き、本山派遣の説教師によるお説教が行われます。
令和3年11月9日(火曜) 午後1時より
〇十夜会勤行
〇お説教・・・果願寺 上村隆法 師
〇おとき・・・中止します
※2年ぶりにお説教を実施致します。コロナ対策は徹底していますので、どうぞお参り下さい。
大日祭は旧大日堂で行われていた年に一度の大祭です。現在は光明寺本堂で花祭りと同時開催となっております。当日は奉納のぼりの受付や大般若転読による厄除け祈祷が、真言寺院時代の御本尊であった大日如来の御宝前で行われます。本堂には花御堂が設置されて、お釈迦様の誕生を祝う花祭りの法要も厳修されます。 行事の最後を飾るのは盛大な餅まき&菓子まきです。 毎年多数の老若男女が集いにぎやかな歓声が堂内に響きます。
令和3年4月29日(昭和の日)
〇花祭り勤行・・・・・・13時より
〇大般若転読修行・・・・14時より
〇もちまき・・・・・・・※今年は法要終了時に配布とします。
〇おとき・・・・・・・・※コロナ対応のため中止にします。