こだわり住職のよもやま話

今年は超豪華でした(節分豆まき)

2015年02月04日

節分の豆まき(もちまき)

昨日の山寺は節分会と星祭の法要でした。このところ寒い日が続いていましたから、お天気をとても心配していたのですが、ありがたいことに終日穏やかな法要日和でした。しかしテレビを見ると北海道では大雪で大変なことになっているじゃありませんか。なんだか申し訳ないような気もします。

星祭・節分会の餅撒き

さて今年の節分行事について報告しておきます。昨日は阿弥陀さんの前で節分会を開催したのですが、光明寺の旧御本尊(大日如来さん)の行事となる星祭も同時開催でした。正直なところ、こちらの行事の方が重要だったかもしれません。と言うのも、星祭は有り体に言えば厄除け御札の販売(商売じゃないから、ご祈祷と配布と言うべきですね)が中心の行事になります。密教系の寺院だと、いわば稼ぎ時(?)の行事かもしれません。山寺は浄土宗ですが、真言時代の旧御本尊が今も大切に奉られている関係で、この日ばかりはこの私も、にわか真言坊主に変身して守護札の祈祷をします。

星祭の御札

過去にはほとんど申し訳程度の時代もあったのですが、近年はみなさんがよくお参り下さるようになったので、まとまった枚数が出るようになりました。その売り上げ(くどいですが祈祷料ですね)で行事の予算に余裕が出るようになりました。それならば、みなさんにもっと喜んで頂けるようにと、今年はかなり大胆にまきもちの手配をしました。結果、山寺恒例の豆まきならぬ変則もちまきは、かつてないほどの超豪華版となりました。

大量のおもち

ただし、ハッキリ言って今年はおもちを買いすぎました。要するに発注ミスです。届いたもちの量を見て一同あぜんでした。でも、きちゃったものはしょうがありません。盛大にバラまくのみです。今回はお勉強させてもらったと思えば良いのです。なんてったって、みなさんのあの喜びようを目にしたらこっちだって嬉しいものです。来年は少々加減させてもらいますね。(みなさんゴメンナサイ)

多い人はこの方の倍以上ゲット

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