こだわり住職のよもやま話

続・備えあれば憂い無しですか

2013年07月03日

2号調整池.jpg

本日はお昼前からどしゃ降りでした。大雨警報・洪水注意報が発令され竜巻注意報も出ました。まるで台風の直撃でも受けたような激しさでしたから少々あわてました。先ほどようやくおさまったので今回は山寺の大雨対策がらみで書いてみます。以前-備えあれば憂い無しですか?-ってタイトルで書いてますが、再びこのタイトルを使ってみました。

さて、山寺は3年前の梅雨末期に歴史的な豪雨に見舞われてひどい目にあっています。 残念なことに大日堂を失うという苦い経験もしました。それでその後いろいろ大雨の対策をやって来ましたが、昨年秋に本堂の建て替えが始まって以降、寺での行事が休止となることをこれ幸いに、私は度々土建屋のおっさん状態になって過ごしていました。バックホーであっちこっち掘り返しては雨水対策に励んだのですが、それら一連の工事の中でも最も大がかり(見た目ですが)だったのは調整池の拡張工事と増設です。3年前に当初の調整池が完成した時、総代の藤井 昭さんが蓮華(ハス)を植えてくださったことがきっかけで、前々から「どうせならもっと見応えのあるハス池(調整池)にしちゃおうかねー」などと考えていました。それと広い休耕田の草刈りに毎年苦労していましたから、ハス池を思いっきり広げたら「その分草刈りの範囲も減って一石二鳥じゃないですか」というわけです。我ながらとってもいいアイデアではないでしょうか。(自画自賛)

工事は5月の末頃からマイペースでやりました。まずは新規となる2号池の造成です。草ぼうぼうの休耕田をどんどん掘って結構な広さの池を無事完成することが出来ました。上の写真がそうです。(右側には拡張した1号池が見えます)例によって昭さんちのレンコン畑から苗を少々移植してもらったので、あとは成長を見守るだけです。楽しみですね。

さて、調整池(ハス池)の増設が上手く出来たので調子に乗った私は(いつもそうだって妻が言う)既存のハス池も大幅拡張することにしました。なんてったってスペースは充分にありますからね。草刈りの大変さを考えたら、そらもう思い切り広げるしかないでしょう。下の写真が3年前に完成したときの状態です。背後には古い本堂と被災する直前の大日堂が写っています。今となっては実に懐かしい写真です。

調整池の工事

上の調整池をここまで拡張しました。追加した2号池よりもさらに一回り大きくなっています。すでに蓮華が根付いていた池ですから、ほっといても拡張した部分に広がってくれるでしょう。しめしめであります。

拡張後の1号調整池.jpg

 

 

 

 

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