こだわり住職のよもやま話

2012年10月19日

基礎工事進行中

2012年10月19日

基礎工事(床堀と砕石投入).jpg

本日から基礎のコンクリート打設が始まりました。砕石を敷いて防湿シートをかぶせた下地にポンプ車を使って生コン(捨てコン)がどんどん投入されました。このコンクリートが固まって落ち着いたら、次ぎは鉄筋の格子が敷かれて再び生コンが打設されます。いわゆるベタ基礎工法っていうやつですが、基礎の立ち上がり部分だけではなく、底板全体が鉄筋コンクリートになるので、上に乗っかる建物の荷重を底板全体で受け止める強固な基礎になります。床下は全て厚いコンクリートで覆われるので、地面から上がってくる湿気を防ぎますしシロアリの侵入も防げます。解体した旧本堂はずいぶん傾いていました。内陣の柱はシロアリでひどい状態になっていました。絶対ではないですがこれならリスクは大幅に軽減されることでしょう。基礎工事を行っているのは下関市の角谷セメント工業さんです。本堂の建て替え工事を依頼した久谷建築さんが手配した業者さんですが、実は50年前に山寺のブロック塀の施工をやられています。これもなにかのご縁でしょうね。工事が始まると山寺の機械がとても役に立ちました。一番最初の工程で床堀を行うのですが、角谷さんが持ち込んだ機械と山寺の機械の二台体制で工事が行えました。おかげで作業はとってもはかどっちゃったわけです。

基礎工事(捨てコン投入).jpg

それにしても角谷セメントさんはすごいです。めちゃくちゃ働かれますから驚きます。仕事は丁寧なのに実にスピーディーです。若社長と従業員の二人で早朝からバリバリやられるので思わず私もお手伝い(じゃまだったかも?)をしてしまいました。掘り取った土をダンプで何度も捨てに行くのですが、土砂の積み込み(機械でダンプに積む作業)なら私でも問題なく出来ますから応援させて頂きました。本堂の工事に参加できたのは良い思い出になります。

基礎工事(捨てコンならし).jpg

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