こだわり住職のよもやま話

まもなく開花です

2016年03月27日

3月27日のしだれ桜

16日の彼岸会からすでに10日が過ぎました。いよいよ桜のシーズン到来です。今週末あたりから花見(ソメイヨシノ)ができそうです。山寺のしだれ桜もまもなく開花しそうです。毎年周囲の桜より少々遅くれて開花し、そして早々に散ってしまう短命な桜ですが、とりわけ雨に打たれるとあっけなく散ってしまうので、満開の姿はめったに見られません。ここ10年で本当に良かった年は2度くらいでしょうか。昨年もダメでした。人はめったに見られないと言われると、よけいに見たくなるものです。坊さんのくせに、一番それにこだわっているのがこの私ですから、実にお恥ずかしいかぎりであります。

平成28年16日彼岸会お説教

話しは変わりますが、先般の彼岸会でお説教をしてもらった吉松卓哉師(小倉南区福楽寺)はよかったですね。話しの内容うんぬんはとりあえず横に置いて、彼の(私よりずいぶんお若いので失礼ながらそう呼ばせて頂きます)話し方、聴衆への語りかけ方には特に感心しました。実に良い雰囲気を持っておられます。こういうことって、練習したって身につくモノじゃありません。もって生まれた、ご本人の内面から出てくるらしさですからね。今後も研鑽を積まれて行かれれば、間違いなく素晴らしいお説教師さんになられるでしょう。また来て頂ける日が今から楽しみな方でした。

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