こだわり住職のよもやま話

日本語は難しい

2013年08月28日

某仏具問屋のカタログより.jpg

仏具の総合カタログを眺めていると意外なこと(?)に気づきます。大抵の仏具には基本的に同じ物でも仕上げの違いで異なる価格が表示してあります。それでその違いをよく見ると、奉仕品・普通品・上等品・別上品・極上品・高級品・特誂品なんて言葉が使われていて、この上下関係が少々気になるのです。例えば本堂の中心に据えられる高額商品の筆頭ともいえる三尊宮殿の場合だと、お安い方から極上品→高級品→特誂品のランク付けになっていました。特誂品が一番お高いのは何となく解ります。まさに特別誂えなんでしょうからね・・・。問題は極上品と高級品の上下関係です。日本語としては正しいのかもしれませんが国語力の無い私にとっては極上のほうがなんとなく上に思えてしかたありませんでした。

これが上等→高級→別誂なら納得します。しかし『極上品』といわれたら『そりゃ高級品より上じゃろー』と思ってしまうのは私の感覚がおかしいのでしょうか?この『高級品』という言葉ですが、私にとっては手垢のついた実に安っぽい言葉に思えちゃいます。世間には高級○○という名の安物が山のようにありますからね。本当に上質で贅沢な品にあえてランク付けの言葉を添えるとしたら、私は絶対に『高級品』とは呼びたくありません。これって私のひがみ根性でしょうか?(本当の高級品には縁が無い私ですから・・・)それにしても日本語は難しいですね。

▲PAGETOP