日本仏教の主要宗派について

Ⅵ.日本浄土教の系図

法然上人の直弟子で、後に彼らが流祖となり後世に残った浄土教の宗派は、證空(西山上人)の西山義(今日の浄土宗西山三派)、弁長の鎮西義(今日の浄土宗)、そして親鸞の一向義(今日の真宗十派)である。また證空の孫弟子であった一遍が開いた一派が現在の時宗である。これらは全て法然上人を源流とする浄土教(浄土門)の宗派である。

●法然上人の主要な弟子とその流れ

證空(西山義)の門弟の流れは浄土宗西山三派と一遍の時宗になった。弁長(鎮西義)の門弟の流れは浄土宗となり、親鸞(一向義)の門弟の流れは浄土真宗十派となっている。

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