宗祖流祖について

流祖西山上人御法語「鎮勧用心」(ちんかんようじん)について

鎮勧用心は我が宗派(西山浄土宗)の流祖西山上人(善恵房證空上人)が弟子の道覚法親王に与えられたものです。道覚法親王は後鳥羽上皇の皇子で、承久の乱で後鳥羽上皇が配流になった際に、西山上人を頼って出家し弟子となられました。後に宝治元年(1127)三月に第八十代の天台座主に推戴され、西山を去って比叡山に上られます。そこで道覚法親王は師である西山上人に、念仏者の日常の用心(心がけ)を示したものをお書き頂けないかと請い、それに応えて西山上人より与えられたものが「鎮勧用心」と伝えられています。 西山上人の教えをよく示すものであり、西山派にとって非常に重要な御法語です。

新着情報

法要・行事のご案内

住職のよもやま話

仏教のおはなし

PAGE TOP