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11月上旬 十夜会

十夜会(十夜法要)とは、十昼夜を一期として修する念仏会のことで、無量寿経の「ここ(この世)において善を修すること十日十夜すれば、他方の諸仏の国土 において善を為すこと千歳するに勝れり」に基づいて行われる、別時の勤行(特定の期間を定めて行う修行)です。十五世紀前半、平貞国(たいらのさだくに) が京都の如真堂で昼夜にわたる別時念仏(日々の念仏では怠りがちとなるため、特定の期間を設けて、不断に念仏を行ずること)を修した後、夢告を受け、さら に昼夜の念仏を勤めたことを起源とします。

明応四年(1495)に鎌倉の光明寺で十夜法要が始められてより、各地で盛んに行われるようになりました。さすがに今日、十昼夜にわたる法要が行われることはまずありませんが、浄土宗各派の寺院においては欠かせない法要です。当寺では十夜会の勤行に引き続き、本山派遣の説教師によるお説教が行われます。また春の彼岸会の時と同様に、光明寺永代供養墓および大日堂生類供養塔の供養も行われます。

平成25年十夜会のお説教.jpg

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