こだわり住職のよもやま話

2017年4月

大日祭・花まつり盛会に終えました

2017年04月30日

大日祭・花まつり

今年の大日祭・花まつりは好天に恵まれました。うれしいことに初めて参拝の方も結構おられましたし、子供達の姿も例年以上で実に賑やかでした。光明寺の盛大な餅撒きはすっかり定着したようです。大量の戦利品(もちろんお餅と菓子です)が約束されているからでしょうか、奉納金(お布施ですね)を集計すると過去最高でした。お参りのみなさんも気を遣ってくださっているようです。有りがたいことです。

いまさらですが山口県民は餅撒きが好きですね。いざその時となれば、老いも若きも関係ありません。みんな子供のように夢中になって飛んでくるお餅や菓子を見つめます。こっちこっちと手を振り歓声が上がります。そしてみんな満面の笑顔です。おかげで撒いてるこっちもニコニコ顔です。この私も慈悲にあふれた優しいお坊さんの表情になれています。実に有りがたいことであります。

大日祭勤行

堂内が狭くてお釈迦様の花御堂は太鼓橋に設置させて頂きました。

花御堂

今年は、あつたくの秋枝女史が記録係に徹してくれたので写真をしっかり残すことが出来ました。

こちらを参照下さい→https://koumyou-ji.or.jp/news/archives/51

同行人会のお土産

2017年04月08日

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4月5日本山へ行って来ました。毎年恒例の同行人会です。ちょうどこの時期に、吹きさらしの水行場で前日より汲みおかれた冷たい水を被り、その後は膝の痛み(正座)に苦悶しながら読経三昧の日々を送った仲間との再会です。みんな変わりなく元気でした。しかし、あれからすでに13年経過していますから、すっかり、おっさん、おかあさん(おばさんと書いたらアコちゃんに怒られる)の集まりになっているのは紛れもない事実です。私など、あの時すでにみんなとは親子ほどの年の差があったのですから、すっかりじじいの仲間に入りかけています。最近、衰えが目につき始めた自分としては、彼らとの歳の差を改めて自覚することにもなりました。それでも、こうやってみんなに逢えると気持ちはすっかりあの頃に戻れます。河原町の飲食店で思いっきり盛り上がり、実に幸せな時間を過ごすことができました。

話しは前後しますが、毎年、食事会場へ移動する前に、我々は本山御影堂で夕方のおつとめに参加します。今年はとりわけ時間が長くなりました。私の膝はすこぶる厳しかった。年齢とともにコンドロイチンが少なくなって行くので、いたしかたないのかもしれませんが、よくあんな厳しい日々を送れたものだと感慨にふけってしまいました。

掲載している写真は今回のお土産(?)です。本山御影堂で受け付けている御朱印で、販売しているお経本のカバーに押印して頂きました。お願いすると目の前でサラサラと書き上げて下さいました。まあ大抵そうなんですが、我が本山の御朱印を担当されている職員さんも、やはり書き慣れた見事な字であります。実にうらやましい。ただし、あまりに見事な筆ですから素人にはもしかしたら読めないかもしれません?よって、おせっかいですが、一応活字で掲載しておきます。

御朱印の文字は次の通り

「平成二十九年四月五日 奉拝 浄土門根元地 粟生 光明寺」

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